コーヒーは遅くとも1000年前には発見されていました。アラビカ種は
エチオピアに起源を持ち、ロブスタ種は、西アフリカが原産であるとの説が有力です。
現在のように、コーヒー豆を焙煎(焼き上げる工程)、グラインド
(コーヒーの豆を粉にする工程)、抽出して飲むようになる以前から、
果実と葉は、元気を出す食べ物として利用されていました。
アフリカの遊牧民は、家を長時間 離れる際、コーヒーの種子を
脂肪やスパイスと混ぜて、「エネルギーバー」を作ったと言われています。
コーヒーは、アフリカの奴隷によってイエメンやアラビア半島に
持ち込まれたと考えられています。
植民地植民地支配による伝播
コーヒーの貿易を最初に始めたのは、アラブ人でした。
彼らは、自分たちのコーヒーを守るため、豆を煮出してから売ることで、
他人が栽培できないようにしていました。
しかし、17世紀初頭、スーフィー がイエメンから インドに種子を
密輸します。さらに、オランダ人貿易商 が 苗木をイエメン から
持ち出して、アムステルダムに移植。
17世紀末には、オランダの植民地、とりわけインドネシア全域で
コーヒーが栽培されるまでになりました。
こうして世界各国にコーヒーが移植されていき、現在、世界各国でコーヒーが栽培されるようになりました。
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